とある日の夕飯。雨降りの祝日、シアターモリエールで観劇後なんだけれどまーったくもって眠い眠いお芝居で消化不良。そのまま帰ろうかとも思ったけれど、折角だから食べて帰ろう。軽くでいいなぁと思っていたので、ここはラーメンで。新宿三丁目駅からすぐ。地図を見ながら行くと~んんん?
無いなぁ。と思って、ビルに入ってみると~あぁ、裏側だったのか。雑居ビルの雰囲気とは違う落ち着いた外観の店先。入り口近くに女性店員さんがいて、出迎えて下さいます。入って直ぐに券売機、カウンター席のみのようです。なんと~スッキリとした店内で、まるでお鮨屋さんかカウンター割烹のよう!
先客多数。20~30代が多かったですが、女性も多い。カウンター内の店員さんがまるで寿司職人さんのようだと思ったら、お冷も回転ずしのように押すと水が出てくる給水器がある。へ~面白い!新宿でらーめんって余り食べてないかも~カウンターもこれまた美しい白木で、職人然とした店員さん、
なぁるほどねぇ。初めてなので、券売機左上の鉄則、からの、味玉プラス。味玉醤油らぁ麺900円。直ぐにきびきびと店員さんが応対して下さいます。暫し待って、到着。おおお、美しい丼の眺め!味玉のほかにはネギ、叉焼2種、穂先メンマが見えます。先ずはスープを一口。
おお~これはまたすっきりとしています!が、見た目の濃い色とは裏原に、なんともすっきりとしつこくないのにコクのあるスープ。美味しい!思わず二口目。うん、やっぱり美味しい。これは当たりだ。麺は、と~中細ストレート麺。ん、つるっとしていながらややもちっとした歯ごたえもあります。
全粒粉みたいですね、茶色い粒粒が見えます。多加水だ~美味しい!厳選された小麦粉を独自の配合で組み合わせているそうです。喉越しがいいな。どんどん進みます。因みにスープは鴨と大山鶏の丸鶏を使用しているそう。そうか~それなら900円もまぁ仕方がないかな。
さて、メンマは~穂先メンマ!私が食べた中で、一番柔らかくて繊細だなぁ。美味しい~味付けも優しい。ネギも青々としていて、カットも丁寧。シャキッと良いアクセント、スゴイ。叉焼は、豚肩ロースと鶏むね肉を低温調理しています。豚叉焼の見事なピンク色!
柔らかく、半分レアっぽいような加減が絶妙。まるで着色料使用のハムみたいに見事な鮮やかさ。下手なローストビーフより美味しい。鶏むね肉は、柔らかいですが矢張り胸肉らしさが残っています。割と薄切りなのでギリギリと云ったところかな。これより厚いと、多少パサつきが気になるかも。
とは言っても、あくまでも豚に比べての話。両方とも美味しいです。さて、味玉は~おおお、中から現れたるはなんとも赤やオレンジにも近い黄身!私はもう少し火が入った方が好きですけれどね、とろっとした黄身、美味しい~!マキシマムこいたまごでした。これで100円なら安い。
あっという間に完食~いやーおいしかった。店員さんの、客をしっかり迎え入れて下さっている姿勢がとても雰囲気が良いです。もう少しお手頃なら云うことなしですが、美味しかった!今度はノドグロやつけ麺なども頂いてみたいです。通し営業なのも便利。御馳走様でした~!