西武池袋の催事出店にて。
いつもパンやスイーツが出る地下一階のところに、ドイツパンのお店が出ていました。吉祥寺のリンデさん。店員さんが可愛いユニフォームをお召しでしたが、ちょっと修道女のような雰囲気も。
と思ったら、リンデという店名も、キリスト教布教を目的としていたリンデさんという方が、20歳の時に癌で志半ばで昇天されたことに由来するそうです。
ライ麦の配合率が高い順に並べられていて、簡単な説明もプライスカードに記されています。ふむふむ。こちらのお店は催事出店や通販も積極的にやらているようです。ドイツパンのお店、昔に比べたら増えたでしょうが、まだ少ないですからねぇ。
三点選んでみました。ドイツと云えば!のブレッツェル。とは言っても、ただのブレッツェルではなく、ビアブレッツェル 600円。こちらは5個入りしかありませんでしたが、選んで正解!表面のツルンとした生地に、香ばしい香り、岩塩が効いています!
いかにも手作業~といった感じのひねり具合が泣かせます。うまーい!!!塩がまた美味しいったら。これは、おやつ代わりに、おつまみ代わりについついつまんでしまう。おススメです。
ビニール袋にまとめられていたのですが、止め口がとても開けやすいようになっていて感心。ドイツパンですが、非常に日本人的感覚です。それをさらに、白紙袋に入れてくださいました。これは割れやすいので、気を付けて持ち帰りました。
ロッゲンブロート(ハーフ) 270円。ライ麦82%の私の中のイメージでは非常にドイツっぽいパン。これは例え満員電車で持って帰っても、あまり形が崩れなそうな、堅牢なパン(食べ物にこんな表現を使うとは)。
酸味が強く、コサッケンブロートと同じ生地だそう。日本人はキムチとかパンの酸味は余り好まない方もいらっしゃると思いますが、リベイクすると酸味が和らぎますよ。私はチーズトーストにしました。うまいっ!なんというか、非常にコスパが良いですね。
もうひとつは、逆にライ麦率の低いものを。30%。バウエルンブロート(ハーフ) 270円。こちらは酸味が弱く、中がふっくらしいるのでドイツパンが初めての方にもお勧めだそう。こちらもクラストがとても香ばしく、中がしっとり。
オープンサンドにしても美味しそう、ということで生ハムとレタスと一緒に頂きました。これも美味しい!ダイレクトに小麦の美味しさとライ麦の香ばしさを味わえる一品。とても種類が豊富そうなので、是非お店にも伺ってみたいです。ご馳走様でした~!