仕事前の腹ごしらえ。いつも列があるのでなかなか行けずにいたたかはしさん。新宿は言わずもがないつも行列、銀座はそれほどではないにしてもピーク時は矢張り並ぶ。平日18時過ぎ、流石にこの時間ならすんなり入店。
私はこの通りを勝手にラーメン通りと呼んでいますが、同じ並びにいずれも食べログ高好評点を持つラーメン店が並んでいます。麦とオリーブ・銀座鴨そば 九代目けいすけ・長浜屋台 やまちゃん 銀座店があり、更に隣のとおりに自家製麺 伊藤 銀座店さんがあります。
券売機が入り口脇の外にあり、買ってから中へ入ります。お冷は基本セルフで冷水機の下にコップがありますが、私が訪れた時間はお店の方が用意して下さいました。ハンガーや荷物置き用のかごもあります。
L字型カウンターのみの店内。お店の方は三名、おひとりは主にフロアでカウンターを拭いたりしています。入店・退店時には大きな声で挨拶してくれます。こちらをちらりとも見なかったのは残念ですが(調理中だったのかも知れませんが)。
調味料が色々揃っていますが、コンパクト且つ綺麗にまとまっていることもあり、店内はすっきりとした印象。女性も入りやすいでしょう。厨房の高い場所に、たかはしさんの理念が掲げられていました。なるほど。
初めてなので、券売機左上の法則で焼きあご塩らー麺800円をオーダー。着丼は早い。いっただっきまーすっ。真っ赤な蓮華っていいですね~。先ずはスープを一口。んっ、丼を見たときは濃い色に見えたのになんとも綺麗な黄金色です。美味しい!
国産豚の拳骨をじっくり炊いた、まろやかな豚骨スープに、焼きあご(トビウオ)を主体とした、数種類の魚介出汁を重ねているそうです。これを香味油にも、タレ(かえし)にも使用していることで、なんとも濃い深いあごの出汁になるのですね。
麺は~おおお、予想外のかんすい多目の中太縮れ麺。青竹手打ちの佐野ラーメンの麺を取り寄せているそうです。意外とよくスープと絡みます。のど越し良く、つるんとすすれます。美味しい。私はもう少し粉っぽさが合ったほうが合うと思うけど。
上にはメンマ、水菜、ねぎ、干し海老、チャーシュー2種がのっています。メンマは極太拍子木タイプで長め。ん~これはこれで美味しいですが、私は薄切りタイプのほうが合うと思うな。あと、長すぎて食べにくい。
チャーシューの柔らかい方はラーメン界にかなり浸透してきた低温調理でしょうか。綺麗なピンク色をしていて、柔らかく美味しい!これは生タイプが苦手な方にも美味しく召し上がっていただけるのではないでしょうか。
もう一枚は、綺麗なまん丸タイプ。所謂チャーシューと言われるもの、お肉屋さんで売ってそうな味と形です。こちらはぱさつきも強くなく、肉の繊維が良い意味で美味しい一枚です。9mmくらいの厚みがあり、食べ応えもあります。
脂身も強くなく、女性にもお勧め。途中、柚子胡椒で味変。うん、これも美味しい!お茶漬け用と思われるあられもちょっと頂いてみましたが、これも合いますね。丼が渋くて良いのですが、段差があるのでスープなどがすくいづらいかな。美味しい一杯でした。ご馳走様でした~!